作成 2010.04.26
更新 2010.08.19
更新 2010.08.19
Windows 7 USB/DVD Download Tool が何度やっても失敗するときの対処方法
Windows 7 USB/DVD Download Tool が何度やっても失敗したときの対処をメモしておきます。
症状の確認
Linux の fdisk コマンドで確認すると、こんなことになっていました。
以下の場合では、/dev/sdb が USB ストレージです。
以下の場合では、/dev/sdb が USB ストレージです。
[root@localhost ~]# fdisk -l Disk /dev/sda: 21.4 GB, 21474836480 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 2610 cylinders Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes デバイス Boot Start End Blocks Id System /dev/sda1 * 1 13 104391 83 Linux /dev/sda2 14 2610 20860402+ 8e Linux LVM Disk /dev/sdb: 262 MB, 262144000 bytes 9 heads, 56 sectors/track, 1015 cylinders Units = シリンダ数 of 504 * 512 = 258048 bytes This doesn't look like a partition table Probably you selected the wrong device. デバイス Boot Start End Blocks Id System /dev/sdb1 ? 1543921 3808821 570754815+ 72 不明 領域 1 は異なった物理/論理開始位置になっています(Linux では無い?): 物理=(357, 116, 40) 論理=(1543920, 4, 5) 領域 1 は異なった物理/論理終点になっています: 物理=(357, 32, 45) 論理=(3808820, 4, 35) Partition 1 does not end on cylinder boundary. /dev/sdb2 ? 334702 4176028 968014120 65 Novell Netware 386 領域 2 は異なった物理/論理開始位置になっています(Linux では無い?): 物理=(288, 115, 43) 論理=(334701, 3, 51) 領域 2 は異なった物理/論理終点になっています: 物理=(367, 114, 50) 論理=(4176027, 2, 42) Partition 2 does not end on cylinder boundary. /dev/sdb3 ? 3710083 7551409 968014096 79 不明 領域 3 は異なった物理/論理開始位置になっています(Linux では無い?): 物理=(366, 32, 33) 論理=(3710082, 2, 26) 領域 3 は異なった物理/論理終点になっています: 物理=(357, 32, 43) 論理=(7551408, 0, 25) Partition 3 does not end on cylinder boundary. /dev/sdb4 ? 1 7216720 1818613248 d 不明 領域 4 は異なった物理/論理開始位置になっています(Linux では無い?): 物理=(372, 97, 50) 論理=(0, 0, 1) 領域 4 は異なった物理/論理終点になっています: 物理=(0, 10, 0) 論理=(7216719, 2, 8) Partition 4 does not end on cylinder boundary. 領域テーブル項目がディスクの順序と一致しません
対処
簡単にいうと、既存のパーティションを削除して、新たにパーティションを作成します。
自動的にマウントしていた場合は、先にアンマウントしてください。
ちなみに、この作業は VMware Player 上の CentOS 5 で実施しました。
Windows に挿し直すとフォーマットを求められるので、言われるがままにフォーマットします。
これで対処完了です。
自動的にマウントしていた場合は、先にアンマウントしてください。
ちなみに、この作業は VMware Player 上の CentOS 5 で実施しました。
fdisk /dev/sdb fdisk 用のプロンプトが表示されるので以下のコマンドを組み合わせて実行します。 p: 現在のパーティションの状態を表示します。 d: パーティションを削除します。複数のパーティションがある場合はパーティション番号を要求されます。 n: パーティションを作成します。今回の場合はプライマリ パーティションを1つだけ作成します。 t: 領域のシステムIDを指定します。FAT16 は 6、FAT32 は b です。 Windows に接続しなおした時点でフォーマットされるので無難なところで。 w: 正式に書き込んで終了します。 q: 何も書き込まずに終了します。書き込み終了した時点でUSBを引きぬくことができるそうですが、個人的に気持ち悪いので Linux をシャットダウン。
Windows に挿し直すとフォーマットを求められるので、言われるがままにフォーマットします。
これで対処完了です。