作成 2013.08.18
更新 2013.08.20
Windows Search の CPU 負荷が 100% になったときの対処メモ
Windows Vista のときは多発していたが、Windows 7ではレアケースとなっていた Windows Serch (SearchIndexer.exe, SearchProtocolHost.exe, SearchFilterHost.exe) の CPU 負荷が高い際の対処方法について記録。原因についてはいろいろ推測されているが、未解明。
ディスクのチェック
ファイルの内容までインデクシングするため、ディスクの故障やファイルの破損は負荷に直結する。
GUI では OS 再起動時に予約されてしまい、その場で調べることができない場合が多いため、コマンドプロンプトで実行する。
C:\>chkdsk C: /C
エラーが見つかったら本格的に対処する。
C:\>chkdsk C: /R
再起動時に実行するよう予約される。
Windows Update の実行
出始めの Windows Search サービス (旧インデックス サービス) は重かった。(ユーザーの利便性を上げる名目で動作するが実際はユーザーの操作を妨害する意味不明なサービスだった。)その後、改良され Windows Update でリリースされている。
「Windows の機能の有効化または無効化」で「インデックス サービス」が表示されている場合は Windows Update が適用されていない。Windows Update 適用後は「Windows Search」に変化する。
「インデックスのオプション」から対処する
コントロールパネルから "index" のキーワードで検索すると「インデックスのオプション」が現れるためこれを起動する。
以下のコマンドでも起動可能。(コマンドプロンプトは「管理者として実行」する)
C:\>control srchadmin.dll
  1. 「検索とインデックス作成のトラブルシューティング」を実行する。
  2. 「詳細設定」でファイルの種類を減らした後、「再構築」でインデックスを再構築する。
  3. 「変更」でインデックス作成対象を減らす。
フォルダーの「プロパティ」でコンテンツのインデックスを無効にする
インデクシングの対象が純粋に多すぎる場合に実施する。
  1. インデックス対象となっているフォルダーのプロパティを開き、「詳細設定」を開く。
  2. 「このフォルダー内のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスをつける」をオフ
    これはディスクのプロパティにもある。
  3. 閉じる際に「変更をこのフォルダー、サブフォルダーおよびファイルに適用する」を選択する。
Windows Search サービスそのものを停止する
Windows 7 ではファイル検索やコントロールパネル検索ができなくなるなど不都合が多いのでお勧めしない。
一時的に停止する場合は、「コンピューターの管理」の「サービス」から Windows Search サービスを無効化する。
本格的に停止する場合は、「Windows の機能の有効化または無効化」で「Windows Search」のチェックをオフにする。
タグ: Windows

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